「あの人みたいになりたい」
そんなふうに思ったこと、きっと誰にでもあると思います。
私も学生時代、
ayuの曲にどハマりして歌詞に共感したり
ファッションやメイク、存在そのものに憧れを抱いていました。もちろん今も大好きです♡
でもときに、誰かを目指し続けることは自分を見失うきっかけにもなります。
決して憧れや目標にすることは悪いことではありませんが
「他の誰かを目指さないこと」も大切なときがあります。
どうして私たちは他の誰かを目指してしまうのか
SNSや職場、恋愛や日常の中で、誰かと自分を比べて落ち込んだり、自信をなくしてしまったり。
それは「自分に足りないもの」を見つけたような気がして、無意識に“他人”を基準にしてしまうからかもしれません。
でも、本当は誰かと“同じ”になる必要なんてなかったんですよね。
それが自分を苦しめてしまう理由
人はそれぞれ、生まれた環境も、歩んできた道も、価値観も違います。
なのにいつもの間にか、年齢や職業、身なりや私生活の写真などを見るたび
「私はこの人と比べたらちっぽけ・・・」なんて思ってしまうと、自分の個性や努力を認めてあげられなってしまいます。
たとえば…
ある女性は、いつも明るく社交的でいつもたくさんの人と交流がある友人に憧れて、無理して飲み会に参加し続けていました。でも、本当は大人数より静かな時間が好きなタイプで、ある日心がしんどくなり一人で泣いたそうです。そこでようやく、自分の心の声に気づけたそうです。

憧れは素敵だけど、「自分じゃない誰か」を無理に演じてしまうと、心がすり減ってしまうんです。
自分らしさに気づくための視点
「他人を目指さない」って、
実はとても勇気のいること。
でもそれは、自分自身を丁寧に見つめ直すチャンスでもあります。
たとえば、
「私はこれが得意かも」
「こんな時間を過ごすと心が落ち着くな」
そんなふうに、自分の“好き”や“心地よさ”を一つ一つ大切にしてあげるだけで、
少しずつ「自分の輪郭」がはっきりしてきます。
比べることをやめて心が軽くなった話
ご相談者さんの中に、ずっと「完璧なお母さん像」を目指して頑張っていた方がいました。
毎日、掃除も料理も完璧に。ソファーに寝そべることなんてなかったと・・・
でもある日、子どもに言われたそうです。
「ママ、もっと笑ってほしいな」って。
その言葉でハッとした彼女は、何かをこなす「がんばる」より「笑っている自分」でいようと決めてから、家族の空気がやさしく変わっていったそうです🍀
誰かになろうとするより、「自分の笑顔」を大切にすることが、一番大事なのかもしれませんね。

あなたは、あなたのままで素晴らしい
誰かに憧れることも、成長したいと思うことも、とっても素敵な気持ちです。
でも「あなたらしさ」を見失ってしまうほど、他人を追いかけなくていい。
あなたのペースで、あなたの心の声を聞きながら、ゆっくり進んでいけば大丈夫。
世界にひとりしかいない「あなた」は、それだけでかけがえのない存在だから☺️🌷
ではまた❤️