ある夜、突然元カレの夢を見ました。
懐かしい景色と優しい声に、起きた後もしばらく心が揺れて…。
もう過去の人のはずなのに…
私のように、そんな気持ちに戸惑っていませんか？
夢に出てくるほどの寂しさには、ちゃんとした理由があります。
偶然ではなく、心のどこかに残る想いがそうさせることがあります。
「夢」と「寂しさ」の繋がりに気づいた私が、その理由と乗り越え方をお話しできればと思います。
1. 元カレが夢に出てくる理由とは？
元カレが夢に出てくると、「まだ好きなのかな？」「どうして今さら…」と戸惑ってしまいますよね。でも実は、夢には私たちの無意識の想いや感情が表れていることが多いのです。
特に、心にぽっかりと穴があいたような“寂しさ”を感じているときは、
過去の安心できた存在や、大切にされた記憶が夢として現れやすくなります。
夢に出てくる元カレは、必ずしも「復縁したい」という気持ちを示しているわけではありません。
たとえば、以下のような状態のときにも夢に現れることがあります。
- 現在の生活が不安定で「心の拠りどころ」が欲しいとき
- 恋愛に対して前向きになれないとき
- 自分を肯定してくれた過去の記憶を思い出したいとき
また、「元カレの夢＝復縁の予兆」というようなスピリチュアルな捉え方をされることもありますが、まずは自分の心が今、何を求めているのかを見つめてみることが大切です。
夢はあなた自身の「心の声」が形を変えて届いているのかもしれません。
寂しいとき、心は安心できた過去へと戻ろうとするもの。だからこそ夢に出てきたのです。
2. 寂しさの裏にある「未練」と「心の癖」
元カレが夢に出てくるとき
そこにある“寂しさ”は、ただ恋人がいない寂しさだけではないこともあります。
実は、未練とは少し違う“心の癖”が関係している場合があるのです。
たとえば、こんな感覚ありませんか？
- 「今の私を誰もちゃんと見てくれてない気がする」
- 「昔はあんなに安心できてたのに…」
- 「このまま一人だったらどうしよう」
これらの気持ちは、「元カレが恋しい」というよりも、
“自分を受け入れてくれる誰かが欲しい”という深い欲求の表れかもしれません。
人は寂しさを感じると、過去の「安心できた記憶」を無意識に引き出すようにできています。
元カレが優しかった時期や、自分を大切にしてくれた記憶が、それにぴったりはまってしまうんですよね。
でもその記憶が「今のあなたを満たす現実」ではないことも、心のどこかでちゃんとわかっている。
だからこそ余計にモヤモヤしてしまうんですよね・・・。
大切なのは元カレが恋しいのか、“自分が自分を満たしてあげられていない寂しさ”なのか、
そっと自分に問いかけてみること。
その答えに気づけると、少しずつ心の整理ができるようになりますよ✨
3. 寂しさをどう受け止める？心を癒す３つの方法
「寂しい」と感じることは、決して弱さや甘えではありません。
むしろそれは、“誰かと心を通わせたい”という大切なサイン。
その寂しさとやさしく向き合うための方法を３つご紹介します。
① 自分に「今どうしたい？」と聞いてみる
夢に元カレが出てきたとき、「なんで今さら…」と否定せず、
「私は今、何を求めてる？」と自分に聞いてみましょう。
- 癒されたいのか
- 安心したいのか
- 誰かにそばにいてほしいのか
寂しさは“心の欲求”を教えてくれるヒントになります。
② 「思い出に会いに行っただけ」と受け止める
夢の中で元カレに会ってしまったとき、
それは「未練」よりも「心の安心感」に会いに行っただけかもしれません。
あなたの心がちょっと疲れているとき、
昔、安心できた人の記憶に助けを借りることは自然なことなんです。
私自身、最初は元カレに未練タラタラのかと思っていました。
でも別れる際に何度も話し合って、一緒にいることがお互いのためではないって事で決断したわけだから、元カレに執着しているのではなく“今”安心感がほしいんだなって気付いたんです。
私のように、元カレが忘れられないのかもって思っていたら、別れた理由と自分がどうして寂しいのかノートに書き出してみるのもいいかもしれません。
「今の私は、過去の思い出にそっと寄りかかっただけ」と、やさしく受け止めてあげてくださいね。
③ 自分の好きなもので心を満たす
人は「寂しい」と感じると、つい誰かに満たしてもらいたくなります。
でも、まずは自分自身が自分を幸せにしてあげることが何よりの癒しになります。
- 好きなカフェでのんびりする
- 花を飾ってみる
- 好きな音楽でドライブする
“わたしってこんなことで癒されるんだ”と
自分の「癒しスイッチ」を見つけてみてくださいね💕
4. 夢の中の元カレに囚われないために
元カレが夢に出てきたあと、心がずっとざわついてしまうことってありますよね。
でもそこに囚われすぎてしまうと、
「もう終わった恋」なのに、また振り回されてしまうことになります。
夢に出てくるのは、“心の断片”であり、“現在のあなた”ではありません。
だからこそ、
- 夢は夢と切り離して受け止める
- 寂しさは自分で優しく抱きしめる
- 必要以上に意味づけしない
この３つを意識してみてください。
もし、「どうしても気持ちが沈んでしまう…」という日は
誰か信頼できる人に話してみることも、自分を守る方法のひとつです。
「夢に出てきたこと＝愛が戻ったサイン」ではなく
“心が少し疲れていたんだね”と受け取ってあげられると、少し楽になれますよ。
5. それでも夢に出てくるときは？前に進むヒント
何度も元カレが夢に出てくる…。
そうなると「これは運命なの？」「忘れられてないってこと？」と感じてしまうかもしれません。
でも、本当に大切なのは「夢の内容」ではなく、
そのあと“あなたがどう感じたか”なんです。
- 少し寂しくなった
- 涙が出た
- 不思議とスッキリした
どんな感情もOK。
その気持ちを無理に抑えたり、見ないふりをせずに、
「そう感じた自分」をそのまま受け止めてあげてください。
そしてゆっくりでいいんです。
- 朝の光を浴びる
- 今日の予定をひとつだけこなす
- 美味しいごはんを食べる
それだけでも、前に進んでいる証ですから。
夢に出てきた元カレは、“過去”という思い出の中にそっと置いておいて、
これから出会う「誰か」に心を開いていけたら…
少しずつ、“寂しさ”は“やさしさ”に変わっていくはずです。
最後に。寂しさと向き合うために
元カレが夢に出てくると、心がざわざわしたり、急に寂しさがこみ上げてくることがありますよね。
でもそれは、あなたの心が弱いからではありません。
夢に出てきた彼は、安心感やぬくもりという“記憶”の象徴。
過去の恋が、いまのあなたの心をそっと包もうとしているだけなんです。
そんなときこそ自分を責めず、
「私は今、ちょっと疲れてるのかも」「誰かにそばにいてほしいのかも」と
心の声に寄り添ってあげてくださいね。
寂しさは人をやさしくします。
そしてやさしい人のところにはやがて、やさしい出会いがやってきます。
夢に出てきた彼に感謝して、
「私、大丈夫」とそっと自分を抱きしめる朝が
これからきっと増えていきますように🌸
ではまた❤️
