彼のLINEが来るたび、なぜか胸が苦しくなる。
本当は好きなのに、つい「忙しいふり」をして距離を取ってしまう。
またドラマ一気見で夜更かし。彼のLINEが怖くて既読がつけられない…
そんな自分に気づいた夜、私は現実逃避していたことを知りました。
私はスマホを置き、翌朝短い一文を送り、会う約束は保留に。
あの日から7日間の“小さな修正”で、私の恋は静かに立て直せたのです。
同じように恋愛がしんどくて、逃げたくなるあなたに向けてお役に立てれば嬉しいです。
1. 現実逃避ってどういうこと?恋愛における心理とは
1−1 現実逃避は「心の防衛本能」
「現実逃避」と聞くとネガティブなイメージを持つ方も多いですが、実はこれは心が自分を守ろうとする自然な防衛反応なんです。ストレスや恐れに直面したとき、心を壊さないために“いったん現実から目をそらす”ことがあります。
たとえば
恋愛でうまくいかないことが続くと、「どうせ私なんか愛されない」と無意識に心をシャットアウトしたくなることってありませんか?これは自分の心をこれ以上傷つけないようにするための、無意識の行動なのです。
現実逃避自体が悪いのではなく
逃げたままにしてしまうことが、問題を複雑にしてしまうんです。
1−2 恋愛になると逃げたくなる理由とは?
恋愛では「好き」という気持ちの裏に、
不安・恐れ・自己否定といった感情が絡み合いやすくなります。
相手からどう思われているのか?
自分ばかり好きなんじゃないか?
嫌われたらどうしよう…
そんな不安が積もると、だんだん向き合うこと自体が苦しくなってきますよね。
特に過去に傷ついた恋愛経験があったり、
自己肯定感が低い状態だと、「また傷つくくらいなら距離をとろう」と心がブレーキをかけます。
これは“恋愛から逃げたい”という気持ちの正体。
心はただ「安心したい」と願っているだけなのかもしれません。

2. 恋愛で現実逃避してしまう人の特徴とサイン
2-1 連絡を避ける・急に冷たくなるのはどうして?
好きな人に対して急に返信が遅くなったり、距離を取ってしまったりすることってありませんか?
これも恋愛で現実逃避をしているサインのひとつです。
「このまま続けてもうまくいかないかもしれない」
「自分の気持ちがバレたら終わるかも」
そんな不安があると、人は“先に離れておこう”と無意識に行動してしまいます。
たとえ好きでも、「どうせ私なんて」と思ってしまったとき、
あえて冷たくしたり、未読・既読スルーをしてしまうことがあるのです。
2-2 「重い」「しんどい」と感じる心の背景
「会いたい」「話したい」という気持ちがある一方で、
「しんどい」「疲れる」と感じてしまう…そんな矛盾を抱えている人は多いんです。
恋愛で「重さ」を感じるとき
それは相手ではなく、自分の“心のキャパ”が限界に近いサインかもしれません。
誰かに愛されたい気持ちと、「本当の自分を見せたら嫌われる」という恐れが、同時に心を引っ張っている状態です。
そんなときは、自分に「休んでいいよ」と声をかけてあげることが大切です。
逃げるということではなく、少し距離をとって“自分を整える”時間が必要なんです。
3. 恋愛から逃げたい…そのときの対処法
3-1 まずは「逃げたい自分」を否定しないこと
現実逃避したくなる自分に対して、「またダメだ」「こんな自分じゃ恋愛できない」と責めてしまう方も多いかもしれません。でも、まず大切なのは“今の気持ち”をちゃんと認めてあげること。
「私は今、恋愛に疲れてるんだな」
「不安があるから、逃げたくなるんだな」
と、まるで友達を励ますように自分に優しく声をかけてあげてください。
否定せずに受け止めることで、心は少しずつ安心を取り戻していきます。
3-2 心を落ち着かせる3つのセルフケア
- 呼吸を深くする
ゆっくりと3秒吸って、6秒で吐く。心がざわついたとき、この“深呼吸”だけで心拍数が安定し、気持ちが落ち着いていきます。 - スマホを手放してみる
SNSやLINEを見すぎると、余計に不安が強くなることがあります。思いきって30分〜1時間だけでもスマホを置いて、趣味の時間にしたり、外の空気を吸ったり、リラックスできることを見つけてみて! - 感情を紙に書き出す
モヤモヤする気持ちを言葉にすることで、頭の中の混乱が整理されます。「悲しい」「寂しい」「怖い」…どんな言葉でもOKです。
自分の心とやさしく向き合うことが、現実に戻るための第一歩になります。

4. 恋愛と向き合えるようになるために
4-1 自分の感情を整理する“書く習慣”
「なんでこんなに不安になるんだろう」
「何が嫌で、何が怖いのか分からない」
そんなときは、“書く”ことがとても効果的です。スマホのメモでも、紙でもOK。自分の感情を言葉にすることで、頭の中がスッキリします。
たとえばこんなふうに↓
- 今日感じたこと:「返信が遅くて不安になった」
- 自分の本音:「大切にされていないのかもって思った」
- 本当に欲しかったこと:「安心させてほしかった」
こうやって整理していくことで、自分の気持ちを自分で理解できるようになり、相手にもやさしく伝えられるようになります。何より一番自分の声を聞いているのは自分自身ですからね。
4-2 安心して愛せる関係性を築くコツ
逃げたくなる恋愛から、向き合える恋愛へ。
その鍵は、「安心できる関係性」を築くことです。
そのために大切なのは…
- 無理をしない
- 本音を言える空気をつくる
- 一人の時間も大切にする
- 相手に期待しすぎない
恋愛はふたりでつくっていくもの。だからこそひとりで頑張りすぎず、時には逃げたくなったって大丈夫なんです。戻ってこられる“安心できる場所”を、自分の中にも相手との間にも作ってあげてくださいね。

5. 自分を責めず、優しく自分をいたわってあげてくださいね!
恋愛における現実逃避は、
心が「これ以上傷つかないように」と自分を守ろうとしてくれているサインです。
「また傷つくかも」「自分なんて愛されないかも」そんな不安が強くなると、私たちは気づかないうちに、相手との距離を取ったり、連絡を避けたりしてしまいます。
でも、それはあなたが“ダメな人”だからじゃありません。
むしろそれだけ真剣に誰かを想ってきた証拠なんです。
逃げたくなったときこそ、自分を責めず、やさしくいたわってあげること。
深呼吸をする。スマホから離れる。ノートに気持ちを書く。
そんな小さなケアが、少しずつ心を整えてくれます。
そして整った心で、もう一度相手と向き合ってみる。
そのとき、今までとは違うやりとりができたり、自分の本音を伝えられたりするかもしれません。
恋愛は、“完璧な自分”でいなくてもいいんです。
逃げてもいい、また戻ってくればいい。
その繰り返しの中で、少しずつ本当のつながりが生まれていきます。
今、恋愛がしんどくて現実逃避したくなっているあなたへ。
どうか、自分の心の声を大切にしてください。
そして戻りたくなったときは、いつでも優しく迎えてあげられるように
自分自身に寄り添ってあげてくださいね☺️
ではまた❤️