XPEIJY9LUSLKPKQTV

一人で頑張るのに疲れたあなたへ。誰にも頼れず苦しい時の処方箋

一人で頑張って疲れたあなたに読んでほしい マインド

「もう無理かもしれない」
ふとぽろっとこぼれた言葉に、自分でも驚いた。
ずっと我慢して、一人で抱えて、気づけば涙が止まらなくなっていた。
こんな経験をした私だからこそ、今「あなたも休んでいいよ」と伝えたいんです。

「一人で頑張るしかない」
そんな風に思って、気づけば全部を背負いこんでしまっている。
でもどうして一人で抱え込みすぎてしまうのでしょうか。

そこには、いくつかの理由が隠れています。


「迷惑をかけたくない」という優しさ

一人で頑張りすぎる人に多いのが、
「人に迷惑をかけたくない」という想い。

たとえば、小さい頃から「自分のことは自分でやりなさい」と言われて育ったり、
周りに甘えられない環境だった場合、
人に頼ること=わがまま と感じてしまう傾向があります。

でも実は、
それって“優しさ”の裏返しなんですよね。

人に頼らない=思いやりがある、ということでもあるから。


「できる人」でいたいというプレッシャー

もうひとつの理由は、「自分は頑張らなきゃ価値がない」と感じてしまう心の癖。
完璧主義だったり、成果で自分の存在を証明してきた人ほど、「弱音=負け」と思いがちです。

たとえば職場や恋愛で、期待に応え続けてきた人は、「しっかりしていないと」と思い込んでしまい、どんどん自分を追い詰めてしまうのです。


「誰も助けてくれなかった」という過去

また一人で頑張る人の中には、過去に頼った結果、傷ついた経験を持つ方もいます。

「助けて」と言ったのに無視された、「自分でなんとかしなよ」と突き放された…そんな経験があると、「どうせ誰もわかってくれない」と感じるようになってしまうのは自然なこと。

その痛みが、「もう頼るのはやめよう」という強さに変わってしまったのかもしれません。


「一人でもやれる」ことは素晴らしい

「一人で頑張る力」があることは、
決して悪いことではありません。

あなたにはそれだけの強さと責任感がある証拠。
ただ、それが“すべて”になってしまうと、やがて心も体も疲弊してしまうんです。

だからこそ、「一人で頑張りすぎない生き方」もアリだよ、ということを少しずつお伝えできたらと思います。

頑張り続けると、心と体はどうなる

「頑張らなきゃ」「もっとちゃんとしなきゃ」
そんな気持ちで、自分を励ましながら毎日を乗り越えているあなた。

けれど、無理をし続けた心と体には、知らず知らずのうちに“限界”のサインが現れはじめます。


心に現れるサイン:感情の起伏・無気力

頑張りすぎているとき、
まず現れやすいのが「心の疲れ」

・ふとしたことで涙が出る
・イライラが止まらない
・何をしても楽しく感じない
・「もうどうでもいい」と思ってしまう

これは、心がSOSを出しているサイン。
感情をコントロールする力が弱まったり、楽しさを感じるセンサーが鈍くなるのは、心が守ろうと“シャットダウンモード”に入っているからなんです。


体に現れるサイン:眠れない・体が重い

また、心の疲れは体にも影響を及ぼします。

・寝ても疲れが取れない
・動悸がする
・食欲がない or 食べすぎてしまう
・肩こりや頭痛がひどくなる
・体に異変が起きる(原因不明の湿疹や体調不良)

私は原因不明の湿疹ができて病院に何件も行っても、薬を飲んでも、治りませんでした。

これらはすべて
「交感神経」が休まらない状態によって起こるもの。
つまり、体がずっと“戦闘モード”のままで、リラックスできない状態なんです。


「頑張れる自分」が壊れてしまう前に

心も体も、
ある程度までは頑張れるようにできています。

でも、ずっと無理をさせてしまうと「がんばり屋さんのあなた」が壊れてしまうんです。

頑張ること自体が悪いわけではありません。
でも、「ちゃんと休むこと」も、同じくらい大切な“がんばり”なんです。

休む=甘えではなく、
続けるための「技術」だと思ってほしい。

だからこそ、自分を休ませることに、どうか罪悪感を持たないでくださいね!

「疲れた」って、口に出すのって勇気がいりますよね。
誰かに「そんなの甘えだよ」と思われたらどうしようって、不安になるから。

でも「疲れた」って感じること、それ自体はまったく悪いことではありません。

私たちの心も体も、機械じゃありません。
ちゃんと疲れを感じる機能があって、それを無視してしまうと、心が壊れてしまう。

「疲れたな」って感じるのは、
自分の中にある“ブレーキ”のようなもの。
これ以上は危ないよ、と教えてくれている大切なサインなんです。

「疲れた」と言えることが、強さ

誰かに「助けて」って言えること。
「もう頑張れない」って素直に吐き出せること。
それって、弱さじゃなくて、“本当の強さ”です。

たとえば、大切な友達が「疲れた…」って言ってきたら、あなたはどうしますか?
きっと「甘えないでよ」なんて言わないはず。
「よく頑張ったね」って抱きしめたくなると思うんです。

それと同じように、
あなた自身にも優しくしてあげてほしい。
「疲れた」とつぶやくあなたの心に、誰よりも先に寄り添えるのは、自分自身だから。

強さは「ひとりで何でもできること」じゃない

“ひとりでなんでもできる人”って、カッコよく見えますよね。
でも、本当の強さは「人を頼れること」や「自分を労われること」でもあるんです。

無理をしない選択、自分を守る行動
それができる人こそ、本当にしなやかで強い人なのだと思います。

「一人で頑張ること」は立派な力。
でも、「誰かを頼ること」も同じくらい立派な力です。

どうか、がんばり屋さんのあなたが、
安心して深呼吸できる日がきますように。

必要なのは、ほんの少しの
自分をゆるす勇気」だけです🍀


ではまた❤️

タイトルとURLをコピーしました