慎重すぎて動けない。
些細なことでも不安になってしまって、挑戦よりも「失敗したくない」「周りに迷惑をかけたくない」その優しさが、不安や自己否定に変わってしまうこともありますよね。
私自身も、お金の失敗や人間関係でまたあの時みたいになったら・・・なんて不安から動かないことには始まらないとわかっていても動けない・・・そんな日々がありました。
人それぞれトラウマで動けないこともあると思います。
そんなあなたに「時には少しの無謀も、必要かもしれない」というメッセージを込めて、
自分らしいバランスの取り方をお伝えできればと思います🌿
些細なことで心が揺れる
たとえば、相手の言葉の“間”や表情ひとつで、「嫌われたかな」「何か失礼なことをしたかも」とぐるぐる考えてしまうことがあります。
「ちゃんとやらなきゃ」「失敗できない」という気持ちが強くなりすぎて、自分で自分を縛ってしまうこともありますよね。
その結果、行動する前に疲れてしまう…なんてことも。
周りに迷惑をかけたくない
優しさから来る遠慮ですが、「自分のせいで何かあったら」と考えすぎてしまい、一歩が踏み出せなくなることも。
慎重であることは決して悪いことではありません。けれど、それが
「自分を苦しめる方向」に向いてしまうと、生きづらさを感じてしまいます。
慎重すぎて動けない…その背景にあるもの
行動する前に不安がよぎってしまうのは、過去の失敗や経験によるトラウマ、環境が影響していることがあります。
過去に大きな失敗をしてしまった、恥をかいた、傷ついた。
その経験が無意識にブレーキになっている場合があるんです。
育ってきた環境や言葉
「ちゃんとして！」「しっかりしなさい！」と厳しく育てられた経験があると、間違えることに過剰な恐怖を抱くこともあります。
心の中の“完璧主義”さん
「やるならちゃんとやりたい」と思うからこそ、未完成な自分を見せるのが怖い。中途半端が嫌っ！でもそれは、“責任感”が強い証拠でもあるんです。
慎重さや神経質さは、
自分や周りを守る大切な力でもあります。
大切なのは、それと“どう向き合うか”なんです。
「時には無謀」がもたらす新しい可能性
「無謀」という言葉に、
少し怖さを感じるかもしれません。
でも、ここで言う無謀は「一か八か」のギャンブル的なことではなく、“ちょっとの勇気”のことです。
リスクよりも得られるものに目を向けて
たとえば、「断られるかも」と思っていたけど誘ってみたら意外とOKだった。
そんな経験、ありませんか？
「好き」って言うことだって、
考えすぎると言えなくなるもの。
でもドキドキしながらも伝えたその一言が、思いがけず心を動かすことだってあります。
少しのチャレンジが、新しい扉を開くこともあるんです。
無謀さは、心の枠を広げるヒント
いつもと違う選択をすることで、「あ、自分ってこんなこともできるんだ」と自信に変わることも。
大きなことをしなくてもいいんです。
安全な範囲で“冒険”してみる感覚でいつもと違う道を通ってみる、新しいカフェに入ってみる、それくらいの“無謀”で十分。
その小さな冒険が、心の柔軟性を育ててくれますよ🌷
神経質な自分とうまく付き合うコツ
「神経質＝悪い」と思ってしまうと、どんどん自分が嫌いになってしまいます。
そうではなく、味方にしていくことが大切です。
「あ、自分は今、不安になりやすいモードに入ってるな」
そうやって一歩引いて自分の傾向を知って観察できると、少しだけ冷静になれます。
心がざわつくときほど、
自分に優しく声をかけてください。
「不安になってもいいよ、でもちょっとだけ前に進んでみようね」そんな風に。
信頼できる人に話してみる
誰かに話すことで、自分の思考が整理されたり「それってそんなに気にしなくて大丈夫だからね」と優しく寄り添ってもらえたりします。
神経質さは、
見方を変えれば“繊細さという才能”です。
だからこそ自分を否定せず、うまく活かしていきましょうね🍀
無謀すぎず、安全に一歩踏み出すためにできること
いきなり大胆なことをするのは怖いし、危険もある。だからこそ、心地よい範囲で一歩踏み出す工夫が必要なんです。
心の「ストレッチゾーン」を意識して
“快適”でもなく、“パニック”でもない、その中間が「成長ゾーン」。
無理のない範囲で、小さな挑戦をしてみることで、少しずつ自信が育っていきますよ。
準備をしすぎないことも大事
神経質な人ほど「準備が完璧じゃないと不安」と思いがち。
でも、完璧な準備なんてたぶん一生来ません。
たとえば、旅行に行く際のパッキング作業。前日にきちんと綺麗にまとめないと気が済まない・・・
でもときには、バッと入れてザッと終われせて足りないものは行ってから
「まぁ何とかなるか」くらいで飛び込むのが、ちょうどいいこともあります。
不安は悪者じゃない
不安は、「守ろうとしてくれてる」サインでもあります。
だから「不安＝悪」と思わず、「ありがとう」と受け止めてあげることも、自分との信頼を育てる第一歩です。
繊細さと勇気を、あなたらしく共存させていこう
神経質な自分を責めたり、不安な気持ちを押し殺そうとしたりしていませんか？
それらはすべて、あなたが「まっすぐに物事と向き合おうとしている証拠」なんです。
でも、時には“ほんの少しの無謀さ”が、あなたを新しい世界へ導いてくれることもあります。
慎重さも、不安も、あなたの一部。
そこに“柔らかな勇気”を添えることで、今よりもう少し心が軽くなるかもしれません。
焦らなくて大丈夫。
まずは、自分に「それでいいよ」と言ってあげてくださいね。
あなたはあなたのペースで、前に進めばいいんですから🌸
ではまた❤️
